飯島美歌について

長すぎる夏休み

\家族の根っこを強くする/
ラクうま♡ごはんの専門家
飯島美歌です。

オーガニック親子カフェを経営しながら
ママの心を軽く&家族を元気にする
おうちごはんをお伝えしています。

ちょっとだけ私の昔話にお付き合いいただいています。
今日は社会人を謳歌していた私を襲った人生最大のピンチについて。

もまれにもまれた社会人デビューについてはこちらから↓
やっぱり大人になるって大変だ・・・

突然やってきたロングバケーション

転職して2年が経った頃。
それは突然やってきました。

いつも通り会社に行こうと電車に乗ろうとしたら、、、
乗れない!!!

眩暈と吐き気と尋常じゃない汗。
なんだこれは!!!!!

でもその頃の私の頭の中は、仕事でいっぱい。
ぎっちり詰まったミーティングや商談のスケジュール…
休むという選択肢はなく、ラッシュの時間を避けて、休み休み出社しました。

そして不思議なことに、会社に着いたら別に具合は悪くない。

「朝はちょっと体調が悪かったんだなー」はじめはそう思いました。

でも次の日も、その次の日も、私は電車に乗れなくなってしまいました。
無理に乗ろうものなら手足の震えに過呼吸、とにかく大惨事。

そこでようやく病院に向かうのでした。

パニック障害と自律神経失調症

病院では【パニック障害と自律神経失調症】と診断されました。
躁鬱状態にあると言われ、すぐに休職の指示が出ました。
そう、即ドクターストップです。

やり残した仕事がありました。
たくさんの打ち合わせの予定がありました。
大好きなお客様の顔が走馬灯のように浮かびました。

悔しくて悔しくて悔しくて。
声をあげて泣きました。

なんでこんなことになったんだろう。。。
そう思って自分を責めました。

でも、今思い返せば身体を壊さない方がおかしいぐらいの生活でした

朝ご飯をきちんと食べるわけでもなく、
菓子パンやコンビニサラダで小腹をうめて、
お昼は食べたような食べないような、
食べてもパスタかサンドウィッチ、
甘いお菓子と栄養ドリンクが友達で、
夕飯は日付が変わる頃にガッツリと。

終電がなくなれば始発まで働けばいいと思っていたし、
休日だってお客さまから連絡があれば対応しました。

あの時、私が《食の軸》をきちんと知っていれば、
きっと同じようにはならなかったし、
倒れる前にきっと身体とココロの声が聞こえていたはず。

そして、あんなに大きく体調を崩す前に気が付いてあげられたはずです。

この頃の私に言ってあげたいです。
せめて朝ご飯だけでも、ゆっくり食べなさいって。

長すぎた夏休み

「ずっと仕事仕事だったから、長い夏休みだと思って!」
とみんなが気を使ってくれました。

でも、長い夏休みにしては長すぎました。
結果ほぼ丸々2年間も仕事ができなかったのですから。

仕事もできなくなり、
お客さまも仲間に担当をお願いし、
ただただ自分を責めるうちに、
薬なしでは自力で眠ることもできなくなり、
どこに行っても目が回り、外出もできなくなりました。

生活リズムも乱れ続けて、良くなるものもなりません…
でも当時はそんなこと考える余裕もなく、
ただただ悔しくて悲しかったのです。

少しづつ、回復に光が見えてきた

ドクターストップから1年半。
少しずつ少しづつ、動ける日は増えていきました。

規則正しい生活もできるようになったし、
リハビリの為に定期的な習い事にも通いました。

それまで《職場に戻る》ただそれだけを目標に過ごしていましたが、
この頃から少しずつ、考えが変わってきました。

「本当に戻りたい?」
「戻って何がしたいの?」
そんな心の声が聞こえてきました。

そして正直、突然ドロップアウトしてたくさんの人に迷惑をかけて、
今さらどんな顔をして戻ったらいいかもわからなくなっていました。

1度決めたことをなかなか曲げられない性格故、それでも悩んだのですが、、、
結局はそのまま会社を退職。

なんとなく、安心した自分がいました。

安心して、落ち着いて
「さて、何をしようか・・・」
そう思ったら、、、出てくる出てくるやりたいことが!!!笑

病院の先生にも「それだけやりたいことが浮かべば大丈夫!!」と太鼓判を押されたほどです。
(そういえば、体調が悪い時はやりたいことも食べたいものも何一つ浮かばなかったなぁ)

そして体調もずいぶん良くなった頃、私はまた大きな決断をしたのです。

つづく

 

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