\家族の根っこを強くする/
ラクうま♡ごはんの専門家
飯島美歌です。
オーガニック親子カフェを経営しながら
ママの心を軽く&家族を元気にする
おうちごはんをお伝えしています。
前回のブログ(花粉症は治ります!)では
花粉症の症状を最小限に抑える《引き算の食べ方》についてお話しました。
今日は、具体的に引き算したいものについてお伝えします。
腸内環境を良くするために控えたい食べもの
花粉症を改善する為には、腸内環境を良くすることが大事だとお伝えしました。
その為に大事なのは《引き算の食べ方》
腸内環境を良くするために、引き算したい食べものとは、
つまり腸の環境を悪くする食べ物・腸に負担をかける食べ物です。
果物
コーヒー
アルコール
牛乳、乳製品
肉
卵
油
どうですか?
食べ過ぎていると思ってはいてもなかなかやめられない・・・
逆に“身体にいいから”と意識して食べている物がありませんでしたか?
花粉症だけではなく、全ての不調の原因は《食べすぎ》です。
何か不調を感じている方は、この中に知らず知らずのうちに食べすぎてしまっているものがあるのではないでしょうか?
腸内の悪玉菌を増やす食べもの
白砂糖、果物、コーヒー、アルコール、牛乳は
腸内に住むカンジダ菌の大好物。
カンジダ菌が大量増殖することで毒素を発生し、腸の粘膜を荒らします。
腸粘膜が荒れていると、食べ物が完全に分解されにくくなり
大きい形のまま体内へ入ってしまいます。
これがアレルゲンの元になり、アレルギーを引き起こします。
また、これらは東洋医学的には《身体を冷やす》極陰性の食べ物です。
身体を冷やすと、胃腸に負担がかかります。
(お腹が痛いときはお腹、温めますよね?冷えは胃腸の天敵です)
腐敗して腸内環境を悪化させる食べもの
肉・卵など動物性高たんぱくの食べ物は、
食べ過ぎると、腸の中で分解しきれずに腐敗して毒素を発生し、腸内環境を悪化させます。
環境が悪化した腸内では、荒れた腸粘膜の穴から
本来の細かさまで分解されていない たんぱく質が体内へ入り、アレルギー反応を引き起こします。
また、肉はもともと日本人の身体にはあまり馴染まない食べもの。
「日本人の腸は欧米人に比べて長い」という話を聞いたことはありますか?
これは昔から食べてきたものの違いによるもの。
日本人は米を中心に繊維質が多いものを食べてきたので、腸を長くしてしっかり吸収しなくてはいけなかったのです。
そう言う日本人が肉を多く食べた場合、
腸内に長時間貯めておくことになり、腐敗を招きやすいのです。
特に注意したい子どもの“食べすぎ”
小さいお子さんの場合は大人に比べて胃腸が未発達なので、さらに注意が必要です。
子どもの腸の粘膜はもともと荒い状態。
(腸が未発達な状態)
甘いお菓子、ジュース、果物、お肉を食べることによってカンジダ菌が増殖。
腸内に毒素が蔓延し、さらに穴が荒く大きくなります。
その穴を様々な食べ物が未消化のまま通ることで
花粉症・果物によるアレルギー・中耳炎など、様々なアレルギー症状を引き起こす原因となってしまうのです。
花粉症を始めとする様々なアレルギー症状を改善したいと思ったら、
まずはこの《引き算の食べ方》を意識してみてくださいね!
食べてはいけない!!!
というわけではありません。
(ガマンのしすぎは長続きしませんから♪)
「食べすぎてないかな?」
そう意識するだけで、ずいぶんと量を減らせるはずですよ☆
次回は、長年の花粉症をたった1ヶ月で改善した私が特に意識して減らしたものについて書きたいと思います。