免疫力を上げたい

“玄米は身体にいい”の罠

\家族の根っこを強くする/
ラクうま♡ごはんの専門家
飯島美歌です。

オーガニック親子カフェを経営しながら
ママの心を軽く&家族を元気にする
おうちごはんをお伝えしています。

今日もお米シリーズ(勝手に名付けました!笑)
今日は玄米について。

「やっぱりお米は玄米ですか?」と質問されることが多いのですが、
私は《玄米を主食としてそのままいただく》ことはほとんどありません。

それは、私が毎日のごはんを《家族みんなが同じものを一緒に食べられること》を
とても大事にしているから
です。

玄米は身体にいいの?

玄米と聞くと健康志向の人が食べているイメージがありませんか?
食にこだわりのあるお店でも玄米ご飯がよく出てくるかもしれません。

玄米は、白米では削り取られている糠層(ぬかそう)や胚芽(はいが)が
ついたままのお米です。

この糠層や胚芽の部分には、「副栄養素」と呼ばれるビタミンやミネラル、
食物繊維などがバランスよく、しかもたっぷりと詰まっています。
そう、確かに栄養素だけに注目するととっても健康にいい気がしますね。
生命力の塊でもある“種”をそのままいただくことで、完全栄養食とも言われています。

そして血糖値の上昇もゆるやかで食べ過ぎ防止にもなり、
ダイエットにも効果的だと思います。

でも、忘れてはいけないのは玄米は消化がしにくい!ということ。

消化がしにくい=消化に負担のかかる食べもの
つまり、私たちの身体には馴染まないもの。

どんなに栄養価が高い食べ物でも、
身体に馴染まないものはかえって毒にもなってしまいます。

そう、玄米は食べ方によって薬にも毒にもなる食べものなのです。

玄米を食べる時、特に気をつけた方がいい人

あなたの周りには“玄米を食べるとお腹の調子が悪くなる人”はいませんか?

我が家は夫がこのタイプでした。
味が苦手…というわけではないのですが、食べると必ずお腹がゴロゴロ。

胃腸が弱っている人にはやはり負担がかかるのですね。
(ちなみに重ね煮生活のおかげで、今はたまの外食で出てくる玄米も
美味しく食べています♪)

まだ胃腸が未発達な小さなお子さん、
胃腸が強くない人、
高齢の人、
体調が悪い人
こんな人は玄米には特に注意が必要です

“体調が悪い”までいかなくても、疲れが溜まっているときなどは胃腸もお疲れです。
そんな時も玄米を食べることはオススメはできません。

“健康のために…”と思っていても、逆に身体に負担をかけて不調を
招いてしまうかもしれないのです。

おうちごはん=家族みんなでおいしく食べられる食事

冒頭で少しお伝えしましたが、
私は《家族みんなが同じものを一緒に食べられること》を
とても大事にしています。

家族みんな、です。

赤ちゃんも、おじいちゃん・おばあちゃんも、風邪気味の人も。
みーんなが同じものを「美味しいね」と食べれるとこを大事にしています。

だから、小さな子どもや高齢の人、風邪気味の人の負担になる玄米を
オススメしていないのです。

玄米は食べたらいけないの?

じゃあ玄米は食べちゃいけないの?
という声が聞こえてきそうですが・・・

食べたらいけないということではありません。
玄米自体は栄養満点、とっても優れた食べものであることは間違いないですから。

ただ、大事なのは食べ方。

胃腸が丈夫な大人が、
元気な時に、
100回以上よく噛んで、
ゆっくり食べる!!

これなら大丈夫♪

でもこれ・・・
なんだかちょっと大変じゃないですか??汗

次回はちょっとした工夫で家族で美味しく玄米が食べられる♪
そんな裏技をお伝えします。

 

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