\家族の根っこを強くする/
ラクうま♡ごはんの専門家
飯島美歌です。
オーガニック親子カフェを経営しながら
ママの心を軽く&家族を元気にする
おうちごはんをお伝えしています。
突然ですが皆さん、
お米のことを敵だと思っていませんか?
糖質制限ダイエットという言葉が浸透してから、
お米のことを悪者だと思っている人が多い気がしています。
(体験講座でもこの質問が本当に多いのです!)
お米を食べると太る!!
お米はダイエットの敵だ!!
お米の量はなるべく減らさなきゃ!!
そう思っている皆さん、
お米は敵じゃないよーーー!!
ちゃんと食べてーーー!!
というお話をしたいと思います。
糖質制限=お米を食べない?
《糖質制限ダイエット》と聞くと
炭水化物を減らす=お米を減らすダイエットだと思っている人がいるかもしれません。
もちろん、栄養素だけで考えると
お米は炭水化物=糖質であることに間違いありません。
そして糖質を取りすぎれば
体重や体脂肪の増加など良くないことが起こるのも事実です。
が・・・
本当にお米は悪者でしょうか?
糖質が良くないと言われる理由
糖質が多い食事をすることが良くないと言われる理由の1つに
《血液中のブドウ糖(血糖)の量が急激に上昇すること》が挙げられます。
血糖値が上昇するとどうなるのか・・・
通常であれば上昇した血糖値を下げるための成分(インスリン)が分泌されて、2-3時間で元の血糖値に戻ります。
しかし、血糖値を急激に上げる食べ物を食べすぎたり
血糖値を急激に上げる食べ方をし続けしたりすると
血糖値が上手く下がらなくなり、糖尿病などの生活習慣病の原因になってしまうのです。
また、摂りすぎた糖質は結果として
体脂肪として蓄えられてしまうのも事実です。
なんだ、やっぱり糖質は悪者なのね!
と思ったあなた!!
ちょっと待って!!
摂り方を間違えると悪者扱いされてしまう糖質ですが、不足するもの問題なんです。
糖質が不足するとどうなるの?
糖質の摂取を極端に制限すると、今度はエネルギーが不足して疲れやすさにつながります。
さらに、糖質の不足分を補うためにタンパク質がエネルギー源として使われることで、
筋肉量が減少して基礎代謝を低下させる(太りやすくなる)原因にもなりかねません。
また、ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源です。
糖質が不足してブドウ糖が十分に届けられなくなると、集中力の低下など脳の働きを妨げてしまう可能性も考えられます。
イライラしたり1日中眠くなったりしてしまうんです。
つまり糖質制限は
育ち盛りの子供たちにも
毎日元気でいなきゃいけないママにも
もちろん妊婦さんにも
オススメできませーん!
糖質とうまく付き合う方法があります
と・・・
こんな風にネット上には“糖質”を悪者にする意見と
擁護する意見が混在しています。
一体なにが正しいのでしょうか?
大事なのは
①控えるべき糖質の種類
②摂り方
③摂る量
です。
ここを考えれば、糖質は決して怖いものでも敵でもありません。
肥満の原因=お米ではないのです。
(現に、現代よりもお米の摂取量が多かった時代の肥満率は低いです)
お米と一緒に食べるおかずに目を向けたことはありますか?
炒め物や揚げ物など、油物が多くありませんか?
煮物にたっぷりのお砂糖、入ってませんか?
油や砂糖たっぷりのドレッシングをかけて生野菜を食べていませんか?
そう、ここでも大事なのはバランス♪
ちょっと長くなってしまったので
糖質とうまくつきあう方法については
また明日改めて書きたいと思います!
まずは今晩、お米を悪者にせずに美味しく食べてくださいね!!